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菜園コラム

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  • 執筆者の写真ガーデンノート編集部

十分伸びたトマトは摘心しよう

更新日:2019年3月17日



トマトは放置しておくとどんどん伸びます。大して環境を整えておかなくても人の背丈は優に超えます。

これをそのままにしておくと、栄養をトマト本体の成長のために余計に取られることにより、小さいトマトやおいしくないトマトができてしまいます。また、栽培の終わり頃になるとスタミナが切れ始めてしまいます。

おいしく育てるためには摘心をすることがポイントです。


摘心とは

この成長点を摘むことを摘心と呼びます。成長点とはトマトの一番頂点、新しく葉っぱが出来ているところです。

摘むことで成長を止めて、成長に使われる予定だった栄養を実に回すことができます。

摘心をしてもわき芽は出てくるので、定期的に芽かきをする必要があります。


時期とやり方

ミニトマトを育てている人は7段で摘心したりするので早いと思うかもしれませんが、大玉トマトでは花の段が5段程度になったら摘心をする頃合いです。成長点を切ってしまいましょう。

ポイントは一番上の花の段よりも上に葉っぱの段が出来るように摘心することです。葉っぱがカバーになることで、強すぎる日差しや雨から一番上の段の実を守ってくれます。


さいごに

ミニトマトでは摘心せずに伸ばしつづけて質より収穫量をとるという方法もありますが、大玉トマトでは実の生長に沢山の栄養を使うのであまりおすすめはしません。もったいないですが、成長を止めてしまいましょう。

また、収穫を絞り早くトマトを片付けることで、秋から冬にかけての葉物や根菜類を植え付けることができます。いろいろな野菜作りにチャレンジしたいという人は特におすすめです。


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