プランターや畑の土に元々仕込んでおく元肥は、多すぎると葉っぱばかり茂って肝心の実がつきません。どちらかといえばトマトはそのような状態になりやすいので、最初に土に混ぜておく元肥の量は他の野菜より控えめ、その後の追肥をコンスタントに与え続けることで調節していきます。
肥料の種類
肥料には4種類があります。有機質肥料、化学肥料、液肥、葉面散布材です。
有機質肥料は動植物から作られた物なので化学肥料に比べて栄養分は少ないですが、緩く長く効く事が特徴です。
逆に化学肥料は速効性があり、少量でも十分であるため、うっかり多く与えすぎることがあります。
元肥としてはこの2種類を使うのが定番です。
有機質肥料と化学肥料のどちらを使うのかはその人次第です。有機栽培にこだわりたいわけでもなければ両方適度に使用しましょう。一番大事なのは有機質か化学かではなく、トマトに良い栄養分を適切な量与えることです。
元肥の量
トマトの肥料は、適切な量がずっと土の中にある状態がベストです。有機質肥料なり化学肥料を植え替え2週間前くらいに混ぜ込みます。植え付け後の追肥では撒けないような深い部分まで全体的に耕しながら入れましょう。
量は1m2あたり成分量で窒素12g、リン酸20g、カリ20gです。あくまでもこれは目安です。前述の通り化学肥料は即効性があるので有機質肥料を使う場合より少し少なめに。毎年草が過度に生長するような畑でも少なめにしてください。
肥料の商品パッケージにもトマトにおすすめの量が出ているはずなのでご参考に。
まとめ
最初の頃は分量の調節が大変だと思います。何度か繰り返していく内に自分でコツをつかんでいくものです。
最近はトマト専用の肥料配合済みの土もあります。プランターの場合は土の量も畑に比べて少ないですからこちらの方が簡単で良いかもしれませんね。初心者にもうってつけです。
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