日本では夏に収穫して秋には撤去してしまうトマトですが、実はヨーロッパの方では、越冬させて、数年にわたり何度も収穫を続けるやり方があります。年を越して大きくなったトマトはまるで木のよう。
ただ、日本でこのように越冬して大きくさせるのは、家庭菜園程度では厳しいです。
それでも沢山収穫したい!何度も収穫したい!という人のために、3つの収穫量アップを見込めるやり方、ポイントを紹介します。
土作りと温度管理
やはりこれが第一。ミニトマトに比べて大玉のトマトは実をつけると体力を消耗しやすいので気を配る必要があります。追肥も忘れずにこまめに撒きましょう。
ヨーロッパでは、暖かなビニールハウスで徹底的に温度管理をして、寒さには気をつかっています。家庭菜園でここまではできませんが、寒い日は家に入れたり保温材をかける工夫をしたほうがよいでしょう。
品種
そもそも沢山実をつけると謳っている品種を選べばいいんです。桃太郎シリーズやおどりこが有名どころ。他にもイタリアンツリートマトなどツリートマト系も上手く育てれば沢山の収穫を見込めます。
わき芽
基本的にトマトは1本仕立てで育てて、わき芽は全て取り除いてしまいます。理由は3つ。
葉が茂りすぎると病気になりやすくなる
トマトの品質向上
沢山実をつけてなり疲れになるのを予防する
トマトの葉を制限することで適度な風通しを作り病気を予防。さらに実の個数を制限することで、1つ1つに対して力を注ぎ、よりおいしいトマトに育てます。
さて、取り除いたわき芽ですが、有効活用が出来るのです!わき芽から新たな苗を作ってみましょう。摘み取ったわき芽を水につけて、根を出させたら土に植え替えるパターンと、湿らせた土に直接さすパターンがあります。初心者の方は水につける方をおすすめします。土では根の張り具合や、適度にしめっているかわかりにくいからです。
まとめ
品種と、トマトを育てる環境づくりで収穫量はずいぶん変わってきます。試行錯誤しながら、トマトに良い環境を作り上げてください。
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