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菜園コラム

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  • 執筆者の写真ガーデンノート編集部

米ぬかをトマトの肥料に使う

更新日:2019年3月17日



米ぬかはスキンケアや掃除用品、栄養剤などに利用されていますが、実は土を豊かにする肥料として使われることがあります。米ぬかを使ってトマトを育ててみませんか?


米ぬかぼかし

米ぬかを使ったぼかし肥料は、米ぬかぼかしと呼ばれています。有機質肥料に該当しますから、化成肥料を使いたくないオーガニックにこだわる人におすすめです。元肥としても追肥としても使えます。土や生ゴミと混ぜ発酵させて自力で作る方法もありますが、臭いがきついことと、生の米ぬかでは失敗しやすくカビや虫の温床になりかねないので注意が必要です。


効果

窒素・リン酸・カリがバランス良く含まれているので、肥料にも、土の中の微生物を活性化する成分も豊富なので土壌改良材にもなります。化成肥料に比べて遅効性ですから、ゆっくり分解されて長期的な効果が期待できます。コンスタントに肥料が必要なトマトには使いやすいと言えるでしょう。


生の米ぬかをそのまま土に混ぜるとどうなるの?

精米所などで入手できる生の米ぬかを、発酵させずにそのまま撒く方法もありますが、撒きすぎると微生物のバランスが崩れたり細菌や虫が発生してしまったりと、逆にデメリットの方が多くなっていまいます。調節が難しいので、家庭菜園で生のものを使うのは厳しいです。

そこで使うのが、ホームセンターや通販などで手に入る脱脂米ぬかです。こちらの方が生より虫や菌が発生しにくく、使いやすいようになっています。


さいごに

生の米ぬか使うのは難しいですが、ぼかしたり脱脂米ぬかを使うことで比較的簡単に肥料や土壌改良に使うことが可能です。

ちなみに、脱脂米ぬかはペレットタイプで使いやすいものもあります。実用を考えている人は参考にしてください。


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