家庭菜園でも栽培しやすい部類に入るトマトですが、状況によっては枯れてしまうこともあります。
トマトが枯れてしまう原因を4つご紹介します。
環境
日当たりの良いところで育てないとトマトはうまく生長しません。場合によっては枯れてしまいます。特にプランター栽培をしている場合は気をつけるポイントです。ベランダで育てている時は日の良く当たる南側に置かないと、朝から夕方まで日当たりを確保できません。
また、トマトの株の間もポイントです。間を広く取らないと根が大きく成長できず、株も大きくなりません。また、風通しが悪くなり、病害虫の発生原因にもなります。
根腐れ
主に水分過多や、菌の繁殖で起こる根腐れで枯れる場合があります。
気をつけたいのは水のあげすぎと水はけです。
土が湿っているのに水をあげていては多いことがあります。トマトと土の様子を見ながら水やりすることがポイントです。
また、いくら水分に気をつけていても水はけが悪くては意味がありません。団粒構造の土など、水はけの良い土を混ぜることで防げます。
病害虫
環境や水分量は適切なのに枯れている、明らかに葉の色がおかしいといった時は病気を疑います。
また、病気以外にもコガネムシに根をかじられるなどして枯れてしまう場合があります。土作りに堆肥など、有機物を多く入れるとコガネムシが発生しやすくなるので注意が必要です。
連作
連作障害で代表的な青枯病や萎凋病にかかりやすくなります。同じ土に繰り返しトマトを植えることは避けましょう。他の対策としては、病気に強い接ぎ木苗を使用したり、深いところから土を掘り起こすなどがあります。
さいごに
トマトが枯れてしまうのは、連作など環境が悪いか、病害虫によるもの、根が腐ったなどが挙げられます。最近トマトが弱ってきたという人には心当たりがあるのではないでしょうか。
Commentaires