![](https://static.wixstatic.com/media/ce2cf1_a5ffc22d1add44fb8ef76f1f7beaf93e~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_648,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/ce2cf1_a5ffc22d1add44fb8ef76f1f7beaf93e~mv2.jpg)
一概にトマトが腐ったといえど、どこが腐ったかで原因は異なります。部位別に腐る原因と対処法をまとめました。
実が腐った
トマトの実、それもお尻の部分が腐った場合は「尻腐れ病」が疑われます。
生理障害の一種で、カルシウム不足の時に起こります。
単純に土にカルシウムが足りない場合にも起こりますし、カルシウムは足りているものの肥料の上げすぎと気温が高すぎの悪条件が重なった結果、トマトが吸収するカルシウムが減って発生する場合もあります。
また、ケイ素が不足している場合もなりやすいですから、水耕栽培では注意が必要です。
対策としては高温に注意することが一番簡単です。カルシウム剤を葉に散布することでも多少の効果が期待できます。
茎や葉が腐った
病気の可能性が高いです。トマトの苦手な湿気の多い状態が続いたり、泥跳ねがあると起こりやすく、一度病気にかかってしまうと大概は農薬の散布が必要になります。
そうならないためにも最初から水はけを良くすることや、マルチシートを敷いて泥はねを予防することが大切です。
根っこが腐った
土は十分湿っている、他に病気の疑いも無いのに枯れはじめた。そんなときは根腐れを疑います。
水のやり過ぎや水はけの悪さなど、水で根っこが窒息死して起こる場合が多いですが、肥料が直に根に当たってしまった場合や、土を処理せず使い回してしまい、汚染されてしまった場合でも起こります。
さいごに
実が腐った場合はカルシウム不足を、葉や茎が腐った場合は病気を、根っこが腐った場合は水分過多をはじめに疑いましょう。
どこの部位も早期発見早期対処が肝心です。日頃から異常が無いか注意してあげましょう。
Комментарии