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育苗用ポット1つに対して数粒ずつトマトの種をまいた場合、間引きが必要になります。
この記事では、間引きについてご説明します。
間引きしないと
トマトを数株密集させた状態で放置し、そのまま畑やプランターに植えてしまうとよくありません。
葉が茂りすぎてしまうため風通しが悪くなり病気にかかりやすくなってしまいますし、十分な日光を浴びることも出来なくなります。また、一株あたり根が生えるスペースが狭くなってしまうため、栄養を十分に吸収できず大きな株に育ちません。
やり方
上に挙げたようなことを防ぐためにも、1つのスペースには1株にすることが重要です。
間引きは1回で数株あったものを1本にしてしまうやり方と、2回に分けて1本にする場合の2つがあります。残す苗を簡単に決められるなら1回で、どれも同じようで決められないならば様子を見るために2回に分けるとよいでしょう。
間引きする苗を決めたら、残す方を傷つけないようにそっと引き抜きます。あまりに密接しているか、間引きのタイミングを逃して根が大きく張ってしまっている場合は抜かずに切ることも検討します。
さいごに
抜いた苗は別のポットに移し育てることが可能です。場所と道具が余っているのなら挑戦してみてはいかがでしょうか。
抜いたときにどうしても根が傷ついているため最初は弱く、本命として残した方よりも最初は生長が遅れる場合があるため、大きくなるまで根気よく育てることがポイントです。
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