トマトはよく成長する植物ですので、放っておくと2メートルを越すこともあります。今回は間引きと芽かきのやり方をご説明します。
間引き
セルトレーで育苗せずに、直接ポットで育苗している人は種を1つのポットに対して2〜4個まいていると思います。これを2回の間引きで、一つのポットに対して最終的に1本になるようにします。
双葉が出てきて少ししたら間引き1回目です。出来るだけ間隔が空くように、かつ元気の良い双葉を厳選して2本残します。
次に2回目。本葉が2〜4枚出てきた頃に1本だけ残るように片方を取り除きます。
抜き取るのが基本ですが、あまりに密集していて、抜いたときに残った苗の根を傷つけそうな場合ははさみで切るのも手です。
芽かき(摘芯)
一段目の花のつぼみが大きくなる頃には、トマトの茎と、その葉の間からわき芽が出ているはずです。それを摘み取っていきます。(これを「芽かき」「摘芯」と呼びます。)
特に一段目の花の下のわき芽は早く大きくなります。二本仕立ての場合はこの芽を育てますが、一本仕立てで育てるならば早めに摘み取りましょう。
成長するにつれて新たな葉の付け根にどんどん芽が出ますし、前摘み取った位置でも再生して出てくるので、こまめに見ては摘み取ってください。
さいごに
間引きも芽かきも大きくなってしまうとトマトの苗にダメージが大きくなってしまいます。タイミングを逃さないようにしましょう。
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