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菜園コラム

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  • 執筆者の写真ガーデンノート編集部

トマトに使うマルチシートの種類

更新日:2019年3月17日



畝の表面を覆うマルチシートは、種類によってさまざまな効果があります。この記事では、トマトに適したマルチシートの種類と張り方を紹介します。


種類

マルチシートの種類は沢山ありますが、3つ紹介します。黒、透明、シルバーです。そのほかビニールでない資材であれば藁が挙げられます。

  • 黒…光を通さないので雑草が生えにくい。地温上昇効果は透明より弱め。

  • 透明…光を通すので雑草は生えやすい。地温上昇効果はトップクラス。

  • シルバー…光を反射するので地温を抑える。また、害虫対策にもなる。

  • 藁…土温を適度に保つ。栽培が終わった後は放っておけば分解されて肥料となる。

それぞれ特徴がありますが、共通するのは泥はねを防止して病気にかかりにくくすることと、夏場の乾燥防止です。

トマトに適しているのは雑草よけになる黒か藁です。場合によっては白黒というものを使うこともあります。


張り方

マルチシートの張り方と言っても、シートをマルチ押さえで固定するだけです。ポイントは畝とマルチシートを密着させること。空間があると雑草が生えたり、最悪風で飛ばされます。それを防ぐためにも、張る前にしっかりと表面をならしておく必要があるのです。

そうして慣らした後、畝の始まりの地点でシートを少し広げて仮止めし、ロールを転がすようにコロコロとシートを広げていきます。広げ終わったらその地点でまた仮止め、最後に端を土に埋めて完了です。

ちなみに、藁の場合は、向きは畝と平行に敷きます。あまり分厚くしすぎず、土がギリギリ見えないくらいの厚さにします。


さいごに

ホームセンターなどでは「わらイラズ」など、マルチシートと敷き藁を足して2で割ったような、マルチシートが網目状になったものが売られていることがあります。マルチシートを探すついでにいろいろ見るのも良いと思いますよ。


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