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せっかく大玉になる品種を育てているのに、いざ実が付いたら中玉やそれより少し大きいくらい、思ったようなサイズを作れなかったことはありませんか?
どうして小さなトマトができてしまうのか、原因をまとめました。
わき芽かき、摘心をしていない
栄養が実の方に行かず、株の生長ばかりに使われているとトマトは大きくなりません。
余計な芽は摘み取って、実を生長させるように栄養をコントロールします。
肥料不足
水ばかり与えて追肥をおろそかにしている場合に小さくなってしまいます。
トマトの一番上、生長点の部分が細く、葉がY字になって上を向いてしまっている状態では栄養が足りていません。
摘果
大玉トマトでは、ミニトマトと違い摘果する必要があります。もったいないようですが、実の数を減らすと残った分を大きく育てることができます。
500円玉サイズからゴルフボール大になったら摘果をする頃合いです。
1段目、2段目は3個に、それ以上は4個までになるように摘みます。
スペース不足
欲張ってスペースに対して多すぎる苗を植えてしまうと、大きく育ちません。また、葉が密集してしまい、病害虫の発生にもつながります。
プランターでは大きいサイズなら2株、畑では株の間は40cm以上がおすすめです。
さいごに
トマトの実が小さくなるのは、栄養が実にまわっていないもしくは足りていないか、環境が悪いかがほとんどです。心当たりがある場合は気をつけましょう。
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