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トマトを栽培していると、強風や台風などで茎が折れてしまうことがあります。
主軸が折れてしまうと諦めるしかないのでしょうか。
折れてしまったときの対処法をご紹介します。
修復しない場合
ぽっきりと完全に折れてしまった。折れたところがきれいに繋がりそうにないから修復はあきらめる。
そういった場合はわき芽を育てます。まだ一段目の花が咲いたころであれば、その下の勢いの良いわき芽をおすすめします。それが無ければ取り忘れていたわき芽を利用しても、折れた後一番早く出てきたわき芽を利用しても構いません。
また、選んだわき芽の成長に合わせて支柱をもう一本立てると良いでしょう。すでに立てておいた支柱は主軸用のものですから、それに無理に合わせようとする必要はありません。
二度と折らないように、誘引も丁寧に行います。
修復する場合
中が裂けるように折れた、まだ繋がっているから何とか戻したい。
そういう時は骨折の治療の要領で治します。うまく行くかどうかはトマトの生命力次第です。
まず折れた場所に泥がついていたらきれいに落とします。そして折れた茎を元の位置に戻し、きれいに繋がるように水に濡れても丈夫なテープなどを巻きます。さらに割り箸などを適当な長さに切り、添え木とします。
誘引も忘れずにしましょう。
しばらくはクタッとしていますが、元気を取り戻したら成功です。
さいごに
修復できた場合でも、修復を諦めてわき芽を育てる場合でも、折れずに育っていた場合に比べるとどうしても成長も遅く、弱くなってしまいます。
折れないことが一番ですが、折れてしまった場合には参考にしてください。
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