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この記事ではトマトの剪定について簡単にまとめています。
摘心の方法、わき芽の処理、二本立ての時の3種類です。
摘心
トマトの生長点(新しい葉っぱが付いている一番上の部分)を切ることで成長を止め、実の方に栄養を回します。家庭菜園でおいしいトマトを作る上ではかかせないことです。5段目の花が付いたら頃合いです。摘心をしてもわき芽は出てくるのでこまめにチェックしましょう。
わき芽
茎と葉っぱの間から出てくるわき芽は取ってしまいます。摘心と同じく、わき芽の成長よりも実の生長に栄養を使わせるためです。また、風通しが悪くなり病害虫の発生の原因になることも防ぎます。
取ったわき芽を上手く挿し木すれば増やすことも可能です。
2本立ての剪定
二本立てでは、1段目の花の下から出てくるわき芽を育てるのが一般的です。このわき芽は他よりも特に成長が早く、1段目の花が咲きかける頃には元からある成長点とわき芽がわかりにくくなることもしばしば。大きく育つので軸を増やすにはもってこいなのです。
それ以外のわき芽は一本立てと同様に摘み取ります。
さいごに
摘心とわき芽かきは、おいしいトマトを作るために必要なことです。わき芽は少し放置するとすぐ伸びてくるので管理を怠らないようにしましょう。
また、二本立ての説明の通り、1段目の花の下から出るわき芽はすぐに成長します。一本立てで育てる場合は不要ですから、成長点付近にいるくらい小さなうちから取ってしまうと後々楽です。