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土作りの時に肥料を混ぜておけば後は水だけで大丈夫、というわけではありません。
トマトは肥料をよく吸いますから、花が咲いた頃から追肥を与える必要があります。
肥料をあげるとき
トマトは2、3段目の花が咲く頃が一番肥料をよく吸います。そのため2段目の花が咲いた時と3段目の花が咲いたときには肥料をあげるチャンスです。そこから先、4、5段目の花が咲く頃になると株の勢いが衰えてくるため、3回目の追肥を行います。
ただ、これはあくまで目安であって、生長点を見ながら肥料を与えるか判断します。
生長点
肥料を与えるかはトマトの茎の一番上、生長点を見て判断します。
栄養が少なすぎると葉の色は薄く、巻き込むどころか葉の先は上を向いてしまいます。
栄養が多すぎる場合は葉の色が濃く、くるくると内側に巻き込みます。また、花の段の先から葉が出たり、窓あき茎(茎の中央に空洞ができる)ができた場合も肥料のやり過ぎです。
栄養が少なすぎる場合はすぐに肥料を与えなくてはいけませんし、栄養が多すぎる場合追肥は遅らせます。
量
1 m2あたり化成肥料で70〜80gを目安に与えます。窒素:リン酸:カリは8:8:8です。
1度目の追肥は株の間に、2度目はもう少し離します。畑の場合は畝の肩の辺りです。
さいごに
追肥を与えるときは、根に近づけすぎないようにしましょう。
あまり接触してしまうと、肥料焼けを起こして、根を痛めてしまいます。肥料の濃度が高すぎて根から水分が抜けてしまうのです。
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