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菜園コラム

家庭菜園に役立つ記事をお届けしています。

  • 執筆者の写真ガーデンノート編集部

トマトの実が割れる原因4選

更新日:2019年3月17日



トマトの収穫直前に、実が割れてしまうことがあります。せっかくの家庭菜園、作るなら綺麗なトマトを育てたいものです。

割れた実のことを裂果と呼びますが、裂果を作らないために原因を覚えておきましょう。


乾燥の後の水分量

乾燥が続いた後、大雨などで大量の水分をトマトが吸い込んでしまうと、果実がその膨脹に耐えきれずに割れてしまいます。

対策としては、乾燥が続かないように適度に水やりをすることと、大雨などで水を吸収しすぎないようにマルチシートを敷くことです。


日差し

強い日差しを浴び続けるとトマトの実の皮は硬くなります。硬くなると実が生長して大きくなったときの伸びに耐えきれずに割れてしまうのです。

トマトは日当たりの良いところで育てるべきですが、強すぎてはいけないのです。夏の日差しが厳しいと思ったときは実に袋を掛けたり、株同士の葉で日陰を作るなどしましょう。


温度差

夜間と昼間の寒暖差が大きすぎても割れやすくなります。水分量が変化しすぎてしまうからです。ハウス栽培をするときは注意が必要ですが、よく家庭菜園で行われる露地栽培だと対策はほとんどとれませんから、あまり気にする必要は無いでしょう。


老化

秋になり、トマトの勢いがだんだん弱ってくると起こりやすくなります。できるだけ最後まで割れていないトマトを収穫したい場合には、土作りや肥料に気をつけてサポートする必要があります。


さいごに

これら4つのトマトが割れる原因のうち、家庭菜園で一番気をつけなくてはいけないのは水分量です。突然の大雨には気をつけましょう。

ちなみに、病気では無いので割れてしまった実でも食べることができます。せっかく実った実、おいしくいただきましょう。


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