実をつけ始めたトマト。今回はトマトの成長の様子とカラスよけ対策について紹介します。
畑にカラスがやってきた!
畑では野鳥をよく見かけます。私の畑の周りは住宅街で、シジュウカラやヒヨドリ、ハトなどの小さな鳥が多いです。
野鳥は、蒔いた種を食い荒らしてしまうこともありますが、害虫を食べてくれるありがたい存在です。ネットで覆い、鳥に荒らされないように対策をしています。
6月2日畑に行くと、鳥の羽が散らばっていました。どうやらカラスが小鳥を襲ったようです。近くの木にはカラスの巣らしきものがありました。
数日後、今度は水をためているバケツにカラスの羽が浮いていました。ためおきしている水でカラスは水浴びをしたようです。カラスが水浴びした水は捨て、バケツやタンクにネットをかぶせ水浴びしないようにしました。
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6月17日畑に行くと、トマトの実が落ちているのを見つけました。落ちた実は苗からだいぶ離れたところにあり、明らかにおかしい。トマトの実が落ちていたのはどうやらカラスのしわざのようです。
カラスは、青い実は狙わずやっとできた赤い実だけ選んだようでとても悔しかったです。
トマト畑のカラス対策
カラスに畑を荒らされてこのままでは被害が増えていくばかり。しっかり対策をしてカラスからトマトを守らなければいけません。
6月19日、上からも下からもカラスが入れないようにネットで覆いました。
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カラスは賢いので、すき間があると器用に入ってきてしまいます。けれど、全部ふさいでしまうと今度はネット内に虫が入れず受粉がうまくいかず実がつかない可能性があります。カラスが入らない程度のすき間をつくるようにしました。
トマトの横はカボチャを植えていますが、カボチャのツルが伸びていたので一部ネットは覆っていません。
ネットでカラス避けできたのか?
数日後にまたトマトの実が落ちているのを見つけました。カラスは下のほうのすき間から入ってしまったようです。ネットを杭でとめてすき間を減らすようにしました。その後、カラスの被害はありません。
ネットを覆うことで虫が入れなくなり受粉がうまくいかない不安もありましたが、ネット内でハチが飛んでいるので受粉も問題なさそうです。
さいごに
野菜を育てることには、虫や動物から被害を受けることもあります。けれど、成長を手助けしてくれることもあります。今回カラスの害にあったことで、自然とうまく付き合うことが大切だと改めて感じました。
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