6月も半ばになり、空気がしっとりというよりじっとり感じられます。
雲模様も重たく感じられる日が多くなってきました。
雨の予報の無い日でも雨に降られることもあり、畑に出るタイミングが何とも難しい1週間でした。
じめじめとした空気に、ダンゴムシやナメクジなども次第に姿を増やしていきそうです。
降雨のお陰で瑞々しく成長しているところを食い荒らしていく、なかなか可愛くない存在。
虫の増える季節、作物だけでなく人間もかまれないように気をつけないと痛い目をみそうです。
栽培90日目
陽が落ちるのが遅い季節とはいえ、雨や曇りにより太陽があまり見えない事も多かったですが、
バジルは益々青々と光っています。
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葉の色からしてまだ肥料切れなども起こしていないようで、追肥はまだ様子を見ています。
先週と比べると、さらに脇芽はまた増えて倍増しました。
葉が大きくなる速度はゆっくりですが、葉の数はここにきて急速に増えていっています。
ただ、また虫に食べられたのか欠損している葉があり、雨季の間に被害が増さないかが心配です。
雨上がりで葉の裏などがやや土で汚れてしまったバジルですが、
それとは別に枝の脇に白い泡が付着していました。
泡といえばカマキリなどは産卵の際に泡のようなものを生成して産み付けます。
何かの卵だったとしたら厄介でしたが、泡をつついてみると石鹸の泡のように簡単に崩れます。
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あっさりと崩れる泡をさらに落としていくと、中から赤い小虫が出てきました。
アワフキムシが巣を作っていたようです。
アワフキムシの巣は卵でもなんでもなく、泡を生成する以外に特に実害はありません。
草の汁を吸う幼虫に葉が欠けるほど食い荒らすという芸当が出来るようには思えません。
葉を食べた犯人でもおそらくないでしょう。
とはいえ、巣は既に崩してしまったので別の所に引っ越してもらうしかないでしょう。
アワフキムシには少々悪い事をしましたが、取り立てて被害の無い虫で助かりました。
たまに見かけるこのアワフキムシの巣ですが、これも雨季の風物詩なのかもしれません。
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