畑では多くの作物が順調に活着しています。
しっかりと根本で自重を支えているだけでなく、葉や花を栄えようと脇芽も次々と伸ばしています。
少しでも目を離すと、そんな脇芽があっという間に太く育ってしまう為、わき芽チェックにわき芽かきを欠かさずしなければなりません。
生長している葉や枝を取り除いてしまうのはもったいなくも思われますが、
収穫量を増やす為だけでなく、後々これら枝葉がどれだけ暴れるかを考えると、今から整えていくことが大事であるとしみじみ思います。
特にトマトなどの株の勢いが激しい作物では「トマトが暴れた」などと、さもおどろおどろしい台詞が飛び出す始末。
B級映画さながらになってしまわないように肝に銘じて置かなくてはなりません。
他にも、じゃがいもの芽かきや作物の摘心など、このところの作業はそんな細やかな作業が中心です。
あっという間に生長を勢いづかせる作物を傍目に、マイペースにバジルは育っています。
栽培76日目
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他の作物はどんどんと伸びていますが、バジルは地味に地味に育っています。
他の作物によって日陰になり、結果的にバジルにとって良環境になってくれればそれはそれで好都合かもしれません。
まだ全体は手のひらに収まるほどの大きさですが、葉の成長に関しては一回り、一回りと膨らんでいっていると感じます。
先週は一番下の枝の間から脇芽が見えていましたが、今週は二番目の枝の脇からも小さく芽が見え始めました。
生長の証拠としてはうれしいところです。
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順当に成長していっているところではありますが、ひとつの株の葉に食われたと思われる痕跡がありました。
今まで食害らしきものは無かったのですが、ついに何者かにやられたようです。
今のところ原因はわかりませんが、この葉も人間が収穫予定であったものですのでこうなってしまってはたまりません。
まだ数えるほどの葉に被害が広がらないことを願いつつ、対策も練らなければならないようです。
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