気温と湿度の高まりから、夏の家電が売れているというニュースが流れています。
家では毎年同じ扇風機が現役で、冬の間は押し入れの中とはいえ、久しぶりという気も起きないのですが、
気温の上昇でいずれはたまらず家電量販店に駆け込む、ということにもなるのでしょうか。
雨により畑の湿度も高いようで、作物の株の根本からきのこが生える始末です。
特に駆除する気にもならないのですが、他にも苔などが増えてきて、雨季の時分はちょっとファンシーな生態系を招くようですね。
雑草と違い、きのこは生えたとしてもそう増えるわけでもなく、茶柱が立ったような珍妙な様子につい手心を加えてしまいました。
栽培104日目
葉が密集した丸い苗だったのも今は昔、今はふきのとうのように上ににょろにょろと伸びています。
背丈も15cm~20cmほどになったので、支柱を添えました。
葉の数も増え、脇芽も伸びて主茎同様に葉を増してきていますので、そろそろ摘心することにします。
頂芽は生えたばかりで小ぶりですが、それでもバジルはバジル。
これが初収穫になります。
バジルの摘心
バジルは頂芽優勢と言い、先端を切らなければそのまま主茎の頂点の成長が優先されます。
そのままでも十分収穫はできますが、より茂らせて収穫を楽しみたい場合は摘心で脇芽を伸ばす事が有効です。
この状態のバジルの一番頂点の成長を止めるように、茎を切って葉を収穫しました。
飾り程度のサイズの葉ですが、切った葉からは確かにバジルの強い香りが漂ってきました。
この葉の茎の切り口を水に漬けておくと、またそこから根が出てきて指し芽とすることができますが、正直なところ株の数は足りています。
指し芽を増やすのも楽しいところではあるのですが、料理のアクセントとして利用しようと思います。
今回は小さな葉を収穫しましたが、スーパーなどで売っているサイズのバジルの収穫ももうじき出来そうですね。
バジル収穫の醍醐味はまだこれからです。
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