まだストーブ無しには凍える季節ではありますが、日中はストーブを消す事も多くなりました。
幸いなことにこの1週間は日中天気の良い日が続き、苗も室内ではなく外での日光浴を行うことも。
冬の間は、分厚い雪の下がどうなっているのかを思い、どろどろと溶ける雪解けの苦労を考えていたりもしましたが、溶けてしまうとなんともあっけなく春を迎えるものですね。
桜前線はまだやってきませんが、緑の季節になるのもあっという間かもしれません。
栽培20日目
バジルの種を蒔き3週間が経過しようとしています。
苗の経過ですが、前回とさほど違いはありません。
地中ではどんどんと根が伸びているのかもしれませんが、発芽した時とは打って変わりゆっくりとした成長ペースです。
前回と比べて成長したところといえば、双葉の間に小さな本葉が出てきたところでしょうか。
この本葉が普段見るようなバジルの形になるかと思うと、成長はゆっくりでも、気が急いているようですが早くも収穫が見えてきたように思えます。
実や根を収穫する作物と違い、ハーブの場合はこの点がお手軽ですね。
*見出し バジルを植え付ける畑の準備
すっかり畑の雪も無くなりましたので、バジルを植え付ける畑に着手する時期にもなってきました。
晴れの日が続いているうちに、とりかかります。
畑の準備に必要なものは
・鍬やスコップなどの耕す道具
・石灰資材
・堆肥、元肥など
でしょうか。など、と言うのは畑によって施すものも違うでしょうから概ね一般的なものはこれらということになります。
今週はこれらすべてではなく、石灰資材のみを施します。
今回耕すのは土を起こしてやることで土中の微生物などの活動を促す目的です。
文字通り土は長い眠りから覚めることでしょう。
耕すときは天地を返すようにできるだけ深く耕していくのがポイントですが、この後も耕すことになるので気楽にいきます。
その耕す過程で、苦土石灰の場合1平方メートルあたり100gほどを混ぜ込み土壌の酸性度を調整します。
バジルの場合は特にアルカリ性を好むだとか、酸性を好むなどの話は聞かない為、一般的な上記の量で大丈夫でしょう。
量の測り方は、コップやバケツなどか、一握りの平均をあらかじめ計っておくと円滑です。
今回は苦土石灰ではなく有機石灰を用いたのですが、他にアルカリ性堆肥の予定が無ければ上記より少しばかり多めがいいかと思います。
このように耕した畑は1週間ほど待ち、次は堆肥や元肥を施すことになります。
堆肥の窒素と石灰のアルカリが反応を起こしてしまうため、同時に施すのは避けます。
バジルの畑デビューも近づいてまいりました。
本葉が大きくなれば、植え付けまでには今よりひとまわり大きくなってくれるだろうと期待します。
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