いくつか収穫を終えた畝に、また新しい種を撒き始めています。
今年は晴れの間に収穫できることが多く、うまい具合に畝が空いてきました。
夏だけでなく秋も野菜をたっぷりと摂取すべく、春よりは手間がかからないながらも準備中です。
これから夏も後半、台風なども来るでしょうが畑はまだまだ続きます。
採れたての枝豆の調理
まとめてゆで上げた枝豆の他に、僅かですが畑に残っている枝豆を採れたてとして頂いていました。
枝豆といえばスーパーで入手できる時点でボイルされているものですが、
採れたての、茹でる前の枝豆ならではの「焼き枝豆」はおすすめです。
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茹で枝豆同様、塩もみしながら汚れを洗い、塩をまぶしたまま少々置いて味付け替わりとし、
フライパン、もしくは魚焼き機やトースターで莢の両面が焦げるまで焼いて完成です。
枝豆が莢の中でホクホクに熱され、採れたてでしかなかなか食べられない調理法です。
枝豆の根切りと摘心のタイミングの比較
収穫後の枝豆の苗は畑に数日放置していましたが、猛暑の為葉がいくらか溶けてしまいました。
収穫から数日経ってしまいましたが、初生葉を摘心した株と、本葉5枚ほどで摘心した株、
根切りを行った株と行っていない株の比較をしてみたいと思います。
まず摘心のタイミングですが、初生葉を摘心した株は、その後本葉が生長して摘心した株に比べて、収穫量は6割程度に留まりました。
これは早生種であることと、気温の低い地域で生長がゆっくりであったことも関係していると思われます。
側枝がまだ伸び切っていないタイミングで開花を迎えたようでした。
晩生の枝豆は今も成長途中にあります。早生でなければこれから巻き返すということもあるかもしれません。
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次に根切りですが、摘心のタイミングほど大きく収穫量に影響はありませんでしたが、若干根切りを行ったもののほうが多いようです。
根を掘り起こしたところ、意外なことに顕著に見て取れました。
根切りを行っていないものは主根のような太い根が直下に伸びていますが、細かい根は千切れてしまったにしても側根は少ないです。
根切りを行ったものは細かい根が絡み合うように広がっていました。
根粒菌の量にも影響があったかもしれません。
今回の結果は以上のように、根切りを行った方が根が増える、摘心のタイミングは適さない場合が存在する、ということになりました。
何回かこのような結果をまた見てみないと何ともいえませんが、根切りに関しては悪い影響はそう無さそうに思えます。
晩生種の場合も試してみたいところです。
今回、開始時の気温や種など、試した方法と噛みあわない結果もありましたが、今年も収穫を迎えることができ、おいしい枝豆にありつけることができました。
まずまずの収穫を喜ぶと共に、来年もまた、という新たな目標になる結果になったと思います。
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