新緑の季節知らせが度々届く季節です。
アイスクリームを片手に、というようなニュースもありますが、フェーン現象のせいもあり暑さ寒さがかえって身に堪えるということも。
思わず汗を流してしまうほどの陽気もありますが、まだ閑散としている畑がまだ4月も半ばだということを思い出させてくれます。
枝豆 栽培24日目
摘心を行っていないいくつかの苗の上部が萎れてしまいました。
下の部分は無事でしたので結果的に摘心と相成ることになりましたが、
摘心を行っていない苗にも頑張ってもらいたかっただけに残念です。
徒長も原因でしょうが、他の苗でも同様があった為にそれだけが原因ではないかもしれません。
思い当たる節を考えたところ、近頃は日中の気温は10℃以上の暖かい日が続いていたのですが、
つい少し欲張って曇っている日にも外に出してしまった事です。
急激な温度・湿度変化に晒されたことが原因か、もしくは風によりよじれて痛んだ可能性が考えられました。
そんな中でも見た目に一番元気なのは、断根と摘心を行った苗です。
結果的に徒長の目立たない丈夫な苗のように見えてくれているのは、気持ちの面でもリスク分散になってくれています。
枝豆 栽培27日目
萎れてしまったのは残念ですが、まだダメになった訳では無いので気を取り直すしかありません。
この2週間は苗を育てる他に、畑の準備に勤しんでいました。
枝豆を植え付ける畑には、植え付ける1週間前ほどには堆肥・元肥を、その1週間前ほどに石灰資材を施します。
・石灰資材
・堆肥
・元肥
を用意し、石灰は適量をまず畑に蒔き、土に混ぜ込むように耕し、
堆肥と元肥も雑草を取り除きつつ、深く耕しながら施していきます。
石灰は1平方メートルあたり100gほどを目安に、もみ殻燻炭などアルカリ性の肥料を施す場合は量を減らして施しましょう。
堆肥・元肥は、枝豆は根の浅い為それに応じて浅い部分にくるようにします。
堆肥・元肥は同じ肥料でも株の近くに置く施し方や、地表に施す方法もありますが、風に飛ばされるなども考えられますので土に混ぜる方法がおすすめです。
化成肥料を用いる場合、根に密着することがないようにだけ気を付けます。
枝豆は空気中の窒素を取り入れ養分とすることができる根粒菌というものが根に発生するため、あまり追肥を必要としません。
元肥だけでも十分に育ってくれますので、むしろ窒素過多にならないように気を付けなければなりません。
今回は元肥にぼかし肥を使用しましたが、有機肥料だけで窒素を補えそうですので化成肥料は特別必要はなさそうです。
このように土づくりも完了し、菜園開始が近づいてまいりました。
暖かくなるばかりではなく、様々な自然の天候がこれから待ち受けていることでしょうが、まずは土に根付いてもらえるよう期待します。
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