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菜園コラム

家庭菜園に役立つ記事をお届けしています。

  • 執筆者の写真ガーデンノート編集部

枝豆栽培 30日目: 畑への枝豆植え付け

平成ももう僅かになりましたね。

令和を迎えると共に開花予想日を迎える梅、桜もあるとか。

ようやく本格的な春の到来で、一層畑が賑やかになるのが待ち遠しいです。

ホームセンターなどでは苗などの販売も盛んになっていますので、他の畑に遅れをとらず整備していこうと思います。


枝豆を植える畑作り





 先週土づくりがひと段落ついた畑ですが、耕した畑に畝を立てて仕上げです。

枝豆は通気性の良い土を好むので、畝は立てた方がいいかと思います。

枝豆は茂ることでお互いに寄りかかりあい支えになるので、その点を考えると2条分の幅の畝良いでしょう。

2条分の畝だと根本の雑草の処理が面倒という場合、畝にマルチを敷くことによって雑草の煩わしさは無くなります。


 幅が決まったら、畝を作る区画に目印を立てます。

この時、畑の地表に起伏があるようだと、平らな畝が作り辛いので、あらかじめ均しておきましょう。

 大方平らな畑になったら、畝と畝の間の通路となる畝間の部分から土を寄せていきます。

土の量は均等に、畝がまっすぐになるよう意識するのがコツです。

マルチなど畝の上に設置するものがある場合、曲がっているとその後の作業にも影響します。

ビニール紐などでガイドをつけると、よりきれいに作れます。

 土を寄せたら、畝の表面を均し、畝が台形になるように側面を鍬で成型します。

枝豆の畝の高さはそれほど高くなくても問題はありません。形に満足したら完了です。

畝は数日で土が落ち着いて崩れにくくなります。


枝豆 栽培30日目


 天気予報では晴れの日が暫く続いたため、いよいよ枝豆を植え付けます。

夜と昼の寒暖差が少し心配ですので、最初は数株ずつに分けての移植にしました。



 植え付ける前に、根切りをした苗とそうで無い苗を比較してみます。

どちらも根鉢が出来ており、ほぼそん色のない見た目です。

枝豆の根の特徴である根粒菌の粒はまだ見られません。

栽培中に根を掘り返すことはもうないので、ほとんど見る機会の無い根粒菌ですが、これも今後しっかり付いてほしいです。


 徒長していますのですべて深植えで、双葉の下まで土に埋めました。

これが徒長苗でなければ、土寄せしていきながら双葉の上、最終的に初生葉まで埋めることになります。

植え付けた後はしっかりと水をあげ、鳥害や寒さ対策の為にビニールをかけて完了です。

畑にまだ雑草も無い状態では、鳥獣にとっては恰好の餌になってしまうのでこのような対策は大事ですね。


 その後数日、苗の定着に問題はなく、無事畑デビューが完了しました。

強風に見舞われるハプニングもありましたが、無事成長してくれそうで一安心といったところです。


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